earlyoffense

バスケットボールの攻撃方法として主流になっているのが「アーリーオフェンス」です。

通常の速攻と比べると処理的には遅いとしても、相手チームのディフェンスが崩れている
間にシュートをしないと有利な情勢を維持できません
から、速いリスタートとパスワーク
が求められるという点で難しいと感じるチームが少なくありません。

このため、素質のある選手が集まりやすく指導者のスキルも高い強豪チームのほうが有利
だと思われがちですし、桜花学園高校などのように全国大会で優勝するのが当然といった
チームでは当てはまる話です。

その一方、体格的・身体能力的に劣っている選手しか揃わない弱小チームであっても練習
することで、ある程度のレベルまではチーム強化が可能
というのもアーリーオフェンスの
特徴です。

アーリーオフェンスは集中的に練習・指導を行うことで、短期間のうちに身につきますし
攻撃回数が多くなることからポイントが入る機会も増えますので、試合はもちろんのこと
練習中にも達成感を味わいやすく、モチベーションが落ちにくくなり練習に集中して取り
組むようになるという具合に、スパイラル的に好循環が生まれるのです。

負のスパイラルで組織などが崩れていく光景を見ることが増えてきましたが、良い方向に
使えば一気にチーム力を向上できるということがわかるのではないでしょうか。

そこで、バスケットボール未経験者であってもアーリーオフェンスを指導・習得できると
いうDVD動画マニュアル「アーリーオフェンスマニュアル」をスポーツ・コーチング総合
研究所オフィスKURACH代表の倉田伸司さんが作成しました。

現在は閉校となった旧四條畷北高校でバスケ部を立ち上げ、全くの弱小チームから2年間
で大阪府大会を突破し近畿大会でベスト8になった実績をもとに、具体的な指導法・練習
法をまとめたものです。

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