小学生・中学生のジュニアテニスの上達法は、さまざまな書籍やWebサイトなどで数多く
紹介されていますし、テニススクールなどでも指導者がさまざまな教え方をしています。
しかし、定番とされている練習法・上達法などを実践しても、思い通りに上達しないと、
努力が足りない、センスがないなどといった話になりがちです。
下手な人は
上手な人の何倍も練習をして、
ようやく一人前
などといった言葉が当たり前のように言われることも珍しくありません。
しかし、東京都内３箇所に展開するサンライズテニススクールに在籍する佐久間崇弘さん
は、「上達できる子と、できない子の大きな差を作ってしまう」ことが問題だと指摘して
います。
佐久間さんは全日本ジュニア・全日本選手権を目指す学生たちの育成・強化を目的とした
アカデミークラスを担当していますが、生まれつきの天才に対し、エリート教育を施して
きたわけではなく、全くのテニス未経験者で、運動が特別優れていたわけでもない平凡な
スタートから才能を開花させてきた実績も数多くあります。
特に、佐久間さんが「できない子」の大きな差を埋めるために重視しているのが、ミスに
対する考え方です。
通常はミスを減らすように指導したり、練習することが一般的ですが、ミスを防ぐために
何もしない、取り組まないという方向に向かうのが最も問題なのです。
ミスに対して怒られたり、罰を与えられると余計に萎縮してしまいます。
このため、佐久間さんはミスをしても良いから今のレベルより少しだけ難しい練習を行う
指導を行っています。
当然ながら、ミスが連発しますが、ミスが出たことを起こるのではなく、修正するための
アドバイスなどを行うことで、短期間で大きく成長しています。
なお、あまりにも無謀なほどに難しいことをやらせすぎると、ミスの確率が極端に上がり
すぎて、修正どころではなくなるため、諦めてしまうことになりかねません。
「今のレベルより少しだけ難しい練習」というさじ加減が重要なのです。
ジュニアテニス上達革命は、下手な子を見捨てる・切り捨てる指導ではなく、上達できる
ために何をすればいいのかがわかるマニュアルです。
DVD２枚組で佐久間さんが具体的に指導法・上達法を教えています。
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