多くのスポーツでは、肉体のピークを超えると衰退していくものですが、剣道の場合には
激しく動くのにも関わらず、高齢者の高段者が若者に対して一方的に攻め立てて行く場合
も珍しくありません。
若さが有利となる体力勝負に持ち込むこともできず、全く相手にならずに終わってしまう
ケースも珍しくはないものです。
逆に言えば、年齢に関係なく上達することができるのが剣道ですが、なかなか思い通りに
上達できずに困ってしまうことも珍しくありません。
東海大学札幌キャンパス国際文化学部地域創造学科非常勤講師の古川和男範士八段は基本
こそが最も重要だと指摘します。
「基本が大事」とは、剣道に限らず、どこでも言われているような話ですが、古川さんは
世界剣道選手権の強化合宿で選手として参加していた際に「基本」が足りないことを痛感
し、その後、大きく進歩したというように、基本を習得した気になっていると勘違いする
人が多いポイントだと指摘します。
この基本は全ての技につながっていく重要なポイントです。
これから剣道を始める場合には、必ず知っておいたほうがいいでしょう。
「何歳になっても強くなり続ける剣道」では、この盲点になりやすい「剣道の基本」だけ
でなく、決めるのが難しい「突き」に関しても詳しく解説しています。
古川さんは突きを得意としており、実際の動きや攻めの考え方などを合わせて学ぶことが
できます。
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古川さんが直接回答しますので、あなたも大いに参考になるのではないでしょうか。