キッズベースボールドリームナビⅢは、キッズベースボールドリームナビの内容を全くの
野球未経験者でも理解できる言葉で説明したマニュアルです。
少年野球で、試合で全くボールを打てずに苦しむ選手には、共通する「悪しき3つの癖」
が存在すると指摘をするのは、少年野球塾代表の藤井修三さんです。
中学硬式野球クラブの監督も務めている藤井さんですが、これまでに数多くの野球少年を
見てきて、試合でピッチャーが投げるボールを打てない理由が面白いほどに共通している
ことが分かったというのです。
そこで、藤井さんのチームでは、この「悪しき3つの癖」を解消するためのバッティング
練習を行っているわけですが、毎日素振り1000回といった熱血スポ根モノドラマにでも
出てきそうな意味のない練習ではなく、1日20分もあれば十分です。
それだけで、2週間も練習を続ければ徐々にバットにボールが当たるようになり、ヒット
の数が増えてくると藤井さんは言います。
打率1割にも届かなかった少年野球選手でも、4割、5割と撃ちまくる安打製造機に生まれ
変わったケースは決して珍しくありませんし、小学生の時に補欠にも選ばれなかった状況
から高校野球の常連校に特待生として進学できたという話も少なくありません。
また、キッズベースボールドリームナビⅢでは、バッティングの練習法だけでなく、野球
自体を知らない人でも簡単に理解できるルールブックがついてきます。
公認野球規則には野球のルールが書かれていますが、その数は2000とも3000ともいう数
で複雑怪奇になっていることから、プロ野球の審判も誤審をしたり、全員集まって協議を
するといった光景も時々見かけますから、素人が野球の入門書を読んでもルールがわから
ないのは当然でしょう。
試合に出場する選手でも野球の重要なルールしか覚えていないことが大半ですが、親など
が応援したいのにも関わらず、ルールがわからないので一人だけ取り残されたような状態
になるのは悲しいですよね。