ハンドボールにおいて最も重要なポジションが「ポストプレーヤー」です。
相手チームのディフェンスを崩して、自チームの攻撃をサポートする以外にも、チャンス
があれば自らシュートを打つといった具合に多彩な役割が求められます。
ゴールに向かって倒れ込みシュートができれば良いといった単純なものではありません。
自チーム・相手チームの選手の動きを見ながら、瞬時に的確な判断を行う必要があります
ので、ポジション的に地味だという意見もありますが、どれだけチームに貢献できるかが
試される重要なポジションといえます。
日本ハンドボール協会マーケティング委員の東俊介さんは、現役時代はハンドボール日本
代表チームのキャプテンを務めた経験もありますが、センスや才能、体格などが恵まれて
いなかったとしてもポストプレーヤーを諦める必要はないと指摘します。
もちろん、単なるなぐさめや、確率論的にゼロではないというだけで、実質的にはゼロに
極めて近いといった机上の空論ではなく「現実的な話」として東さんは指摘しています。
ポストプレーヤーとして活躍するためには、どのような知識を身につけて練習すればいい
のでしょうか?
一言で言えば、ポストプレーヤーとして求められる能力を鍛えればいいというわけですが
具体的に言うと、
- センター・バックプレーヤーとの連携
- ディフェンスの前後でのスクリーン
- スペースの作り方
- ポストからのシュート
などがあげられますし、さらに展開を有利にすすめるための戦術や戦略を知っていないと
場当たり的な対応になりかねず、逆に相手チームに振り回される結果になるでしょう。
そこで、日本代表キャプテンかつポストプレーヤーとして活躍していた東さんが、中高生
からでも日々の練習においてハンドボールを効率良く上達できるように「ハンドボール・
ポストプレーヤー育成プログラム」というDVD動画教材を公開しました。
ハンドボールの基礎から、ポストプレーヤーとしての戦術や戦略といった高度な内容まで
「ハンドボール・ポストプレーヤー育成プログラム」一つで学べます。