上達したければ、
他人の2倍、3倍練習しろ!
という具合に檄を飛ばす指導者は少なくありません。
もちろん、ろくに練習もしないで上達できるスポーツはありませんので、練習をすること
自体は全く問題ありませんが、練習量を増やせば上達できるという考え方に問題があると
いえます。
練習に真面目に取り組まず、適当に時間が過ぎるのを待っているだけというのであれば、
どれだけ練習時間を伸ばしたところで上達できるわけがありませんが、熱心に取り組んで
いるのにも関わらず、上達できない場合も珍しくありません。
そこで、安易に練習時間を伸ばせばいい、練習量を増やせばいいなどと思って取り組んで
いても、いつまでたっても上達できずに、精神的に耐えきれなくなって挫折するケースが
多いのです。肉体疲労が蓄積することで、怪我や故障の原因にもなりかねません。
日本バドミントン協会で日本代表ナショナルチーム(A代表)のコーチを務める中西洋介
さんは、「練習さえすれば実力がつく」といいますが、練習さえしていれば自動的に上達
できるわけではないとも指摘します。
学校の部活動などでよく見られますが、今まで続けてきたというだけの理由で上達するか
どうかもわからない練習を無批判に繰り返している光景は珍しくありませんし、あなたも
自己流でなんとなく良さそうだと思った練習を繰り返しているのではないでしょうか。
一流の指導者がチェックすれば、このような練習の大半は無駄であって、時間を浪費して
いるだけという厳しい評価になることがほとんどです。
そこで、中西さんがバドミントンシングルスの試合で勝てるように、日頃からどのような
練習をすればいいのかをまとめた「バドミントンシングルスで勝つための必勝法と練習の
極意」というDVD動画教材を公開しました。
このDVDを見ることで、どんな内容の練習をどんな意図でやっているのかが分かります。
日本代表レベルの実力がなくても全く問題ありませんし、バドミントン未経験者でも無理
なく取り組めて着実に上達できる練習方法です。