ハンドボールを上達するためには、身体能力を高めるのはもちろんのこと、技術や戦術と
いったノウハウを身につける必要がありますが、これから始めようと思った場合に、練習
方法を間違えると、いつまでたっても上達しなかったり、自己流で伸び悩んでしまって、
再び基礎に立ち戻ってやり直すという無駄が生じかねません。

ハンドボールを上達するためには筋力を鍛える必要があるのは間違いないとしても、走力
や敏捷性なども必要ですし、思い通りに体を動かすための柔軟性がないと、身体に無理な
力がかかってしまって怪我の原因にもなりかねません。

正しいフォームを身につけるために反復練習をしていても、どこに注意をするべきか全く
わからないままに惰性で練習をしていると、気づかないうちに自己流のフォームになって
しまうだけでなく、指導者などから指摘されるまで自己流であることに気付かない上に、
悪い癖を解消しようと思っても、どうすればいいのか分からないという負のスパイラル
陥ります。

そこで、文化学園大学杉並高等学校(着任当時は文化女子大学附属杉並高等学校)ハンド
ボール部顧問の齋藤潤一さんは、入部時はハンドボール経験が全くない普通の生徒を身体
能力のある選手に育てあげることに定評があり、齋藤さんは女子高(2018年から男女
共学)で教えていますが、練習自体は男子でも通用する内容となっています。

上達しない基礎トレーニングでは意味がない
と齋藤さんが指摘するように惰性で続けているだけでは上達は期待できませんし、練習量
を増やせば解決できる問題でもない
のです。

質の悪い練習を延々と時間だけ引き伸ばすのではなく、一流選手に成長するトレーニング
方法
に変える必要があります。

そこで、斎藤さんがハンドボール部の指導で、具体的にどのようなトレーニングを行って
いるのかをまとめたDVD動画マニュアルが公開されました。

それが「ハンドボールの極意」です。
未経験者が筋力に頼らず上達する方法がわかります。

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