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テニスの試合で勝つためには、相手が反応できないほどの高速ボールを相手側のコートに
叩きこむという方法もあれば、相手が届かない場所にボールを打ち込むという方法もある
わけですが、「実力でねじ伏せる」といった言い方が適切でしょうか。

シングルスの試合であれば実力差がゲーム結果に反映されやすいこともあって、最近では
番狂わせも増えてきた印象はありますが、大枠では実力相応の結果になっています。

その一方で、ダブルスの試合においては、実力的に劣っているチームが上位チームに勝つ
ことは決して珍しくありません
し、プロテニスプレイヤーと中学生のソフトテニス初心者
が硬式テニスで試合をするといった極端な実力差でもない限りは実力でねじ伏せる展開を
みかけるのは、1回戦や2回戦程度でしょう。

トーナメントが進むに従って、個人スキルだけでなく、勝ち続けるための戦術が必要だと
指摘をするのは、現役「草トーキング」の石田洋平さんです。

石田さんが独自に開発した「邪悪な配球」という戦術は、3セットマッチの公式戦よりも
1セットで勝敗が決まる草トーナメントのほうが効果を発揮する
と言います。

その理由として、石田さんは、3セットあれば相手の様子を見ながら対処法を考える時間
的な余裕がある一方で、1セットしかない上に、1日で多くの試合をこなす必要がある草
トーナメントでは先制攻撃で一気に攻め切らないと試合で勝つのは難しいわけです。

相手の様子をうかがっている間にゲームセットとなってしまい、試合に負けてしまっては
意味がありません。

この邪悪な配球が学べる「ダブルス戦術らくらくマスタープログラム」のポイントは以下
の3点です。

  • 相手の嫌がる場所へ配球する
  • ミスのない正確なショットを行う
  • 攻めるべきポイントで攻める

ダブルスにおいてはパワーやスピードがなくても気にする必要はありません。

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