バドミントンだけに限らず、下手なやつは上手な人の2倍以上は練習するのが当然という
風潮がありますが、実際に2倍以上練習しても、上手な人に追いつけないどころか、練習
のし過ぎで怪我をしたり、後遺症が出る場合も珍しくありません。
闇雲に練習量を増やしたところで、怪我をしやすい体質になって選手生命を縮める結果に
なりかねないため、注意が必要です。
それ以前に、バドミントンの練習だけに費やせるほどの時間的余裕がないという人のほう
が多いのではないでしょうか?
学生であれば、プロ選手やトップアスリートを目指す人でもない限りは、部活でバドミを
する程度でしょうし、コートが使える時間帯にも制限があるものです。
自主練をしたくても難しいケースも多いのではないでしょうか。
社会人であれば、仕事中にバドミントンの練習をするわけにいきませんので、仕事が多忙
だと練習時間すら確保できない場合も珍しくなく、上手な人の2倍どころか半分の時間を
確保するだけでも精一杯といったところかもしれません。
そこで、短時間しか練習ができない場合でも、着実にバドミントンを上達させるためには
どうすればいいのでしょうか?
公益財団法人日本バドミントン協会理事で、チャレンジャージュニアバドミントンクラブ
監督の能登則男さんは以下の3種類のスキルを伸ばす必要があると指摘します。
- 正確なラケットワーク
- 俊敏なフットワーク
- 試合終了まで瞬発力を持続できるスタミナ
これらのポイントを限られた練習時間で効率よく上達するための練習法を実践できるのが
「能登則男のノック形式で学ぶ!バドミントン上達練習法」です。
単にノック練習をするのではなく、目的意識を持ってショット別にしっかりと練習をする
ことで、短時間でメキメキと上達していくことが可能になります。