バスケットボールだけに限らず、下手なやつは上手な人の2倍以上は練習するのが当然
いう風潮がありますが、実際に2倍以上練習しても、上手な人に追いつけないどころか、
練習のし過ぎで怪我をしたり、後遺症が出る場合も珍しくありません。

闇雲に練習量を増やしたところで、怪我をしやすい体質になって選手生命を縮める結果に
なりかねないため、注意が必要です。

それ以前に、バスケの練習だけに費やせるほどの時間的余裕がないという人のほうが多い
のではないでしょうか?

学生であれば、プロ選手やトップアスリートを目指す人でもない限りは、部活でバスケを
する程度でしょうし、コートが使える時間帯にも制限があるものです。

自主練をしたくても難しいケースも多いのではないでしょうか。

社会人であれば、仕事中にバスケットボールの練習をするわけにいきませんので、仕事が
多忙だと練習時間すら確保できない場合も珍しくなく、上手な人の2倍どころか、半分の
時間を確保するだけでも精一杯といったところかもしれません。

そこで、短時間しか練習ができない場合でも、着実にバスケットボールのスキルを高める
ためにはどうすればいいのでしょうか?

桐朋学園中学・高校バスケットボール部監督の金田伸夫さんは、スポーツ推薦での入学者
が一人もいない上に、バスケット初心者が多いです。

桐朋学園の偏差値が73というだけでも、勉学に力を入れていることは言うまでもなく、
バスケットボール部の練習時間が限られた中で上達しないといけません。

それにも関わらず、バスケ強豪校に劣ることなくインターハイに出場したり、都大会から
関東大会に出場するなど、豊富な実績があるといったら驚くのではないでしょうか?

金田監督が桐朋学園バスケ部で初心者に教えているのは、以下の3つです。

  • ドライブ
  • シュート
  • リバウンド

個人技として身につける必要があるのは、この3つで十分だと金田さんは言います。

なお、この3つをドライブ、シュート、リバウンドという順番で教えることが重要です。

金田伸夫のゼロから始める!バスケット上達法の基本」で具体的に何をすれば良いかを
金田さんが説明しています。

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