野球に限らず、同じように練習をしているのにも関わらず、短期間で一気に上達する人と
逆に劣化しているのではないかと思える人が出てくることは珍しくありません。
練習量が足りないから上達しないと指摘したくなるかもしれませんが、同じ練習量で上達
スピードに差が出てくる理由がわからないと、やみくもに練習量だけを増やしたところで
意味がありません。
下手くそは上手な人の倍練習して、ようやく人並み
などと言いたくなりますが、ちょっとしたポイントを知るだけで、下手くそでも短期間で
一気に上達できるのであれば、何も知らなければ無駄な練習を費やすだけに終わった時間
を有効活用できるわけです。
一般的に、効率よく上達できる人は「センスや才能がある」と言われますが、全くの素人
だったとしても、このセンスを磨くことは簡単だと指摘するのは、レベルアップスポーツ
(株)代表取締役で運動分析専門家の池上信三さんです。
このセンスとして重要なのが「基本的な体の動かし方」です。
基本的な体の動かし方は、運動音痴の人でも苦労することなく身につけられますし、怪我
や故障の可能性を大幅に減らせるという点で大きなメリットがあります。
基本的な体の動かし方として池上さんが上げているポイントは、体を揺り動かし「筋肉が
弾む感覚」を身につけることです。
この筋肉が弾む感覚を知っているかどうかで、野球の上達スピードは大きく変わります。
この体を動かす基本的な仕組みを学べる教材として池上さんが公開したのが、池上信三の
「バネトレ」です。
1日7分の簡単なトレーニングを続けるだけで、「筋肉が弾む感覚」を徐々に実感できる
ようになり、体を動かす基本的な仕組みがわかってきます。