マラソンレースで膝が痛くなって完走できずにリタイアしたという経験はありませんか?
なんとか完走したけど、膝が痛くてスピードが出せずにタイムが伸びなかったという経験
をしたこともあったかもしれませんね。
病院で診察を受けても、検査をしても異常が見られず、筋肉の使いすぎだから休んだ方が
良いと言われて、湿布薬や痛み止めを渡されて、痛みが取れるまで安静にしているのでは
ないでしょうか。
このような症状を何度も繰り返してランナー膝になってしまうと厄介です。
練習量が足りないから故障すると考えて、短絡的に走りこむ量を増やすのは危険ですが、
怠けているから怪我をすると考えて、必要以上に練習を重ねる発想は根強いことから注意
が必要です。
また、ランナー膝にならないように、ストレッチなどで固まった筋肉をほぐしたり、故障
しやすい弱い箇所を筋トレなどで鍛えているかもしれませんが、期待していたほどの改善
効果が得られないのではないでしょうか。
ランニングフォームも見直してみたけど、全くと言っていいほど変わらなかったかもしれ
ませんね。
元オリンピック陸上選手で、現在は日本陸連短距離強化委員、早稲田大学競走部コーチと
して後進の育成に力を入れているという渡邉高博さんは、膝が痛まない走法を身につける
ことが近道だといいます。
この渡邉さんが提唱している「膝サポート走法」は、既に5000名以上が実践しています。
膝サポート走法に切り替えたからといって走行中のスピードが落ちる心配はありませんし
膝の痛みから解放されることでスピードが途中で落ちる心配がなくなりますから、タイム
短縮にもつながるわけです。