サッカーで有利な試合展開を行うためには、両足を同じように使える必要があると思って
いませんか?
試合中にドリブルやパス、キックをする際に利き足が使えるとは限らないし、両足を巧み
に使いこなすことで相手チームの選手を交わすのに効果的だからということで、日常練習
などでも熱心に行われていますよね。
あなたも両足をパタパタとさせながら、ボールタッチを覚える練習をしたことがあるかも
しれませんし、今でも行っていると思います。
しかし、両足が使えるようになったところで試合で勝つためには不要な技術だから練習を
する必要もないと言われたら驚くのではないでしょうか?
FIFA公認コーチライセンスを持つ檜垣裕志さんは両足を平等に鍛える必要はなく、利き足
の前にボールを置くようにさえ気をつければ十分だと指摘します。
もちろん、試合の中で逆足でないと間に合わない場合には仕方がないとしても、わざわざ
利き足が使える状況でも逆足を使うと言った馬鹿馬鹿しいプレイは必要ありません。
とはいえ、日頃から両足を平等に使うことを意識して練習していると、なかなか利き足を
メインにドリブルやキック、パスをすることが難しくなってきますので注意が必要です。
普段の練習から利き足をメインにした動きを身につけておく必要があるわけです。
逆に、意識して練習していないと、そう簡単には身につきません。
利き足をメインにすること無く、とりあえず使えそうな足を使うという安易な選択をして
それが逆足だった場合には残念な結果になる危険が出てきます。
そこで、日頃から利き足をメインにするための練習が行えるように、檜垣さんが開発した
独自の練習メニューを実践するといいでしょう。
「檜垣裕志のサッカーテクニック向上メソッド~トッププレイヤーになるための利き足の
ポイントテクニック~」に収録されています。
個々の練習メニュー自体はシンプルで拍子抜けするかもしれませんが、利き足のポイント
を身につけるのには十分ですし、フラフラになるまで練習したところで上達するとは限ら
ないのです。
上達するために必要な練習を淡々と行えば十分です。