教習所でギリギリ合格にしてもらって卒業したり、ペーパードライバーの時期が長くなる
ほどに、自動車を運転するモチベーションは低くなってくるものです。
しかし、都会であれば鉄道や路線バス、タクシーなどの公共交通機関が発達していますし
重い荷物を運ぶ必要もないことが大半ですから、車がなくても生活できますが、過疎地は
もちろんのこと、地方都市でも1日数本のコミュニティバスやオンデマンドタクシー程度
しか公共交通機関がないところが増えてきました。
バスやタクシーを頼りにした生活を送っていると、買い物に行くだけで丸一日かかります
し、バスでも安くない場合が多い上にタクシーともなると費用が馬鹿になりません。
車で移動したほうがよほど効率的だし、維持費などを含めても費用的に変わらないとなる
と、ペーパードライバーであっても否応なしに車を使った生活に変わらざるを得ません。
自動車運転工学研究所の細川一夫代表は、現在はペーパードライバーや自動車免許の取得
を目指す人達のサポートを行っていますが、定年退職するまでは某自動車教習所で指導員
や管理職をしていたことから、運転指導には豊富な経験と実績を持ち合わせています。
教習所での指導といっても、S字カーブや車庫入れ、縦列駐車などでポイントとなる場所
にきたらハンドルを動かせばいいなどといった内容ではなく、普通は運転経験を重ねない
と身につかないような運転感覚をわかりやすく教えていたことから、ストレート卒業率、
検定合格率トップを退職するまでキープし続けた実績があります。
この運転感覚というのは、自ら経験しないと身につけられないものではなく、知識として
知ってしまえば、それこそ免許取得を目指して教習所に通っている初心者や運転に自信が
ないペーパードライバーでも、自信を持って上手に自動車を運転できるようになると細川
さんは断言します。
この運転感覚に関する知識をペーパードライバー向けにまとめたマニュアルが「ペーパー
ドライバーらくらく脱出マニュアル」です。
この14段階のカリキュラムで、ペーパードライバーが運転でネックとなっている箇所を
一つ残らず解決することができます。
自信を持って運転するのに足りないところを中心に補っていけば、意外に短期間で自動車
に再び乗れるようになります。