筋肉を鍛えるためには、大きな負荷をかけて継続的に筋トレを続ける必要があると思って
いませんか?
現在は、筋肉痛に耐えながら長時間にわたって筋トレを続けることが、逆に筋肉を痛める
結果となることが知られるようになりましたので、筋トレの後は休息し、筋肉の超回復を
促すという繰り返しで取り組む人が増えていますが、なかなか成果が出ない場合も少なく
ありません。
筋肉を鍛える栄養分が足りないからだと思って、プロテインのサプリメントを増やしたり
タンパク質の豊富な食品などを好んで食べても、それほど変化が出なかったと思います。
また、筋肉に与える負荷が足りないからだと思って、今までより重いダンベルを持ったり
マシンの負荷を高めて取り組んでも何の成果も出ないばかりか、かえって体を痛める結果
になる場合が多いのです。
筋肉を限界にまで追い込まないと成長しないのは明らかですが、そのための手段として、
負荷を強くするのではなく、自分の能力の限界に近いところまで運動させて筋肉を疲労の
限界まで追い込む必要があると指摘するのは、日本ハイインテンシティトレーニング協会
スーパーバイザーの小川淳トレーナーです。
普通に筋トレをしている限り、長時間にわたって続けていても筋肉を疲労の限界まで追い
込むことができない場合が珍しくありませんでした。
疲労ではなく、筋肉をただ痛めているだけで、肉離れや関節故障、骨折などを引き起こす
怪我体質になるだけの無意味な筋トレだったのです。
そこで、小川さんが提唱するのが「ヘビーデューティートレーニング」です。
- 低レップ(5回~9回)
- 低重量(普段使っているウエイトの60%)
- 短時間(1回15分)
と、一見すると怠けているようにしか思えないレベルの筋トレでも、常に筋肉を緊張状態
にすることで、筋肉を限界まで効率良く追い込むことができるというわけです。
このヘビーデューティートレーニングを実践するためには、「ノーチラスマシン」という
専用の機械が必要になりますが、このマシンが設置されている施設は少ないです。
そこで、チューブとダンベルを使うことでノーチラスマシンと同じ効果が得られるように
田中さんがカスタマイズしたのが「ハイインテンシティトレーニング」です。