柔道だけに限った話ではありませんが、上達するためには練習量を増やすことが重要だと
しか教えない指導者が少なくありません。

その結果、オーバーワークで身体を壊してしまい、慢性的な痛みを抱えるようになったり
同じ怪我を何度も繰り返して、なかなか思い通りの稽古ができなくなるし、当然ながら、
試合に出ることも出来ないといった悲惨な結末になりかねません。

その上、練習をしすぎて体を壊しているのにも関わらず、
体を鍛え足りないから何度も怪我をする
などといって、指導者から切り捨てられるのが落ちでしょう。

もちろん、練習をしなくても上達できるなどといった非現実的な話をしているのではなく
柔道を上達するためには練習は不可欠ですが、練習量だけでなく練習の質が重要です。

筑波大学体育系体育専門学群准教授で同大学柔道部顧問・総監督を務める岡田弘隆さんは
現役時代は自らも日本代表としてオリンピックや世界大会で優勝した実績がありますし、
指導者としても日本代表選手を数多く輩出しています。

その岡田さんが言うには、闇雲に取り組む間違った稽古では意味が無いどころか、怪我を
して選手寿命を縮めることになりかねないため、延々と反復練習を繰り返したり、あまり
にも無謀な難易度の高すぎる技を身につけようとするのではなく、取り組む技の難易度を
熟慮して段階的にレベルアップする必要がある
と指摘します。

柔道で上達するためのポイントとして、岡田さんがあげているのは以下の3点です。

  • それぞれの柔道技での動作のポイントを身につける
  • 変化技や連絡技パターンの効率的な稽古法を知る
  • 技につながる「崩し」のレパートリーを増やす

これらのポイントを踏まえた上で、日々の稽古で着実に上達することができるように岡田
さんは「柔道上達プログラム」というマニュアルを公開しました。

本来であれば、筑波大学柔道部などに行かないと教わることが出来ない内容です。

柔道上達プログラムを実践する中で疑問に感じたことや、質問したいことが出てきた場合
には、メールサポートで岡田さんから直接回答がもらえますので安心です。

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