「弓道を上達するためには「射法八節」を身につければいい」とは、よく言われる話です。
「射法八節に書いてあるとおりに実践すればいい」と言われても、そう簡単にできないために苦労している人が多いわけです。
あなたも思い通りに動くことができずに苦労しているのではないでしょうか?
「上達できないのは練習不足が原因」だとして、ひたすら稽古を続けていても、思い通りに上達できないジレンマに悩んでいたり、怪我をしたり、体を壊す手前までいったこともあるかもしれません。
練習をせずに上達できないのは当然だとしても、体を痛めるほどに続けるのも問題です。
足利大学附属高等学校で弓道部顧問を務める宮澤章啓さんは、以前は筑波大学で弓道を科学的に分析する研究に取り組んでいたこともあって、科学的に正しい力のコントロールなどを熟知しています。
センスや才能、練習量だけに依存するのではなく、誰でも合理的に上達するための練習方法や手順、メンタルの高め方などを指導しています。
その結果、足利大学附属高校の弓道部は男女ともにインターハイなどで常連校となっていますし、部員の9割以上が20射連続的中者になるなどといった成果を残しています。
この宮澤さんが実践して成果を出している弓道上達法をまとめたのが「弓道指導法の秘密」です。
弓道指導法の秘密は、実際に弓道に取り組んでいる人だけでなく、弓道指導者にも役立ちます。