スポーツ競技に関係なく、練習を続けても思ったほどには上達できないというのであれば
体の動きが悪いことが原因の一つとして考えられます。
基礎練習を繰り返すことで身体が動きに慣れてきますが、身体能力が低いままだと身体を
動かしたいと思っても反応が遅れたり、動かしたいと思っている場所まで手や足を動かせ
ないという結果になりかねません。
反復練習で上達できない場合には、その前提となる身体能力から見直す必要があります。
棗田三奈子(なつめだみなこ)さんは、高いレベルの身体能力が求められるプロスポーツ
選手をはじめとして、多くの人に「胴体トレーニング」を教えていますが、ダンスは当然
として、ゴルフや野球、サッカーやバスケなどの球技でも幅広く用いられています。
「胴体トレーニング」は、関節の可動域を広げることを目的としていますが、ストレッチ
などとの違いとしては、高い負荷をかける必要もなければ痛みに耐える必要もないという
点があげられます。
胴体トレーニングでは、体操程度の簡単な運動を行うことで身体の歪みを改善するだけで
なく、胴体を鍛えることで体幹が強化されるため、手足の動きのパワーやスピードが向上
するというメリットが得られます。
この胴体トレーニングを自宅で一人で手軽に実践できるように、棗田さんが「動きの文法
胴体トレーニング」というDVD動画マニュアルを公開しています。
「動きの文法 胴体トレーニング」では、以下の3種類の動作を中心に学びます。
- 丸める、反る
- 伸ばす、縮める
- ねじる
この3種類の動作をくり返すことで関節の可動域を広げられるだけでなく、身体の使い方
そのものが変わることから、スポーツパフォーマンスを向上できるというわけです。