司法試験や不動産鑑定士、行政書士や司法書士などの士業試験をはじめとした難関試験に
おいては、覚えないといけない項目が非常に多く存在します。
しかし、この種の難関試験は一問一答形式やマークシート式の試験のように知識そのもの
を問う問題が出るわけではなく、身につけた知識をどのように問題の中で使いこなすかが
重要になりますので、単に丸暗記したところで役に立ちません。
暗記ではなく理解をして自由自在に使いこなせるようになる必要があります。
数学の文章問題を解くにあたって、単純に公式を覚えただけでは意味がなく、問題文から
公式をどのように使えば良いのかを考えた上で当てはめる必要があるというのと同じ要領
だと考えるとわかりやすいでしょう。
それでは、難関試験において効率良く膨大な知識を身につけるためには何をすればいいの
でしょうか？
暗記物の定番といえば、単語帳や単語カードに覚えたい内容を記載し、覚えるまで何度も
繰り返し見直すという学習法ですが、単に知識を「知っている」だけで終わってしまい、
理解して使いこなせるレベルにまで到達することはできません。
さくら電子出版社代表の小野たかひとさんは、このような暗記術で時間を浪費して精神を
消耗するのではなく、効率良く暗記し理解していく必要があると指摘します。
一般的に効率良く暗記するための方法として広まっている、語呂合わせやイメージング、
頭文字や数字に置き換えて暗記すると言った方法は、単語や年代などを覚えるのは役立つ
としても法律の条文を文章ごと丸暗記するといった場合には役立ちません。
視覚でとらえたものを画像として脳に刷り込んでいくフォトグラフィックメモリーが得意
な人もいますが、七田式チャイルドアカデミーなどでもトレーニングを行っていますが、
マスターできるかどうかは個人差が大きい上に、上達しなければ時間の無駄です。
そこで、小野さんは非常に難解な文章でも数分あれば記憶できるという「論文式試験専用
記憶術」を開発しました。
難関試験ではつきものの論文式問題で通用する知識を効率良く身につけられます。
100円ショップで買えるグッズを用意すれば十分です。