人並みに上達することができなければ
他人の2倍、3倍は練習しろ
という話は、野球に限らず、さまざまなスポーツや、勉強などでも頻繁に聞かれるもの
です。
しかし、上手な人の2倍、3倍と練習しても全く上達できなかったという結果に終わる
ケースは決して珍しくありません。
現実問題として、才能がない限り、どれだけ努力したところで無駄に終わるわけですが
だからといって何もしなければ指導者から見捨てられるだけですから、見切りをつけて
挫折するか、4倍、5倍と更に練習量を増やすしかないと考えがちです。
福岡県にある少年野球チーム「飯塚ライジングスターボーイズ」監督の春山総星さんは
生まれつき才能のある優秀な野球少年だけを青田買いするようなことは行っていません
が、週4回以上(水、金、土、日・祝)の練習・試合で、平日は17時から20時まで
の3時間、週末は朝9時から夕方5時までの8時間を使った結果、全国大会で優勝した
だけでなく、卒団生は野球強豪校に次々と進学するという実績を残しています。
中学の部活動でも同じ程度の時間は練習や試合に費やしていることから、目立って多い
とは感じませんが、これほどまでに結果が違うのはどうしてでしょうか?
これだけの素晴らしい実績を出している理由として、春山さんは練習量に依存しない、
徹底した効率化をあげています。
限られた練習時間の中で、守備練習を効率化させることで、短期間でチームの守備力を
一気に高めると同時に、バッティング練習などに使える時間を確保しています。
この守備練習を効率化させるためのポイントとして、春山さんが上げているのは、以下
の3点です。
- 常に試合をイメージした練習をする
- 守備練習を行うことで「体力強化」になる
- 複数の練習を組み合わせて効率を上げる
これらを採用するだけでも、練習効率が3倍以上に向上します。
春山式「超」効率の良い守備練習では「飯塚ライジングスターボーイズ」で春山さんが
指導している守備練習の具体的な内容を動画でわかりやすく解説しています。
少年野球から社会人の草野球まで幅広く活用できます。