バドミントンの試合では、シングルスでは勝てないけどダブルスでは勝てるという選手も
少なくありません。
当然ながら、シングルスとダブルスとでは求められる能力が異なりますので、ダブルスは
自分が弱くてもペアの実力に頼れば勝てるなどといった指摘が間違っていることは明らか
ですが、シングルスの試合で勝つためにはどうすればいいのでしょうか?
バドミントンアカデミー代表で東大阪大学柏原高校バドミントン部顧問の有田圭一さんは
身体の使い方が大きなポイントだと指摘します。
ラケットで羽根を高速で強く飛ばすことができればポイントが取れると思われがちですが
試合中に簡単に相手に見抜かれてしまっては効果も半減しますし、裏をかいてきますので
逆に返り討ちにあいかねません。
そこで、どのような打ち方をする場合でも、同じフォームで打つことで、相手にバレない
ようにできると有田さんは言います。
コンパクトなフォームでも羽根を強く速く打つために欠かせないのが、上半身と下半身の
バランスです。
手打ちでは大したパワーを出せませんので、体全体のパワーを使ってスイングをする必要
があり、そのために欠かせないのが全身のバランスなのです。
いつでも自然体をキープして、無理に力を入れてラケットを振る必要もなくなりますので
- 瞬発力が抜群に良くなる
- 息が上がるのを防ぐことができる
- ラケットヘッドのコントロールがしやすくなる
などといったメリットも同時に得られます。
この体のバランスを保ってバドミントンを上達させるためには、どのような練習をすれば
いいのでしょうか?
有田さんは以下の8種類の練習をすればいいとアドバイスします。
- ドライブとハーフショットの使い分け
- フットワーク
- クロスネットと対角後ろでのイメージショット
- 手投げノック
- 前後の動き
- 打ち分け
- 攻撃
- クロスショットのパターン
この8種類の練習をDVDで教えてくれるのがシングルス基本練習プログラムです。