7english

英語が苦手な人が英会話をできるようになるためには、屁理屈をこねてグダグダ言わずに
単語やフレーズを丸暗記
しろという人もいれば、フレーズ学習こそが英語の上達を妨げる
諸悪の根源
だと切り捨てる人もいますが、いったいどちらが正しいのでしょうか?

まず、フレーズ学習はダメだと指摘する人の理由はシンプルです。
暗記量が多すぎて覚えられずに挫折するという単純明快な理由です。

どれだけ記憶力が優れている人でも、基礎的な英文法や英単語の使い方などを学ぶ事なく
フレーズを丸暗記して覚えようとすると、状況ごとに少しずつ違う膨大な数のフレーズを
丸暗記しないといけなくなります。

例えば、九九を丸暗記する程度であれば小学生でもできますが100×100まで丸暗記する
となると結構厳しいのではありませんか?

79×23の答えを即答できる人は少ないと思います。(答えは1817)
丸暗記している人は即答できる一方、102×32の答えは丸暗記していないと答えることが
できません。(答えは3264)

一方、掛け算の筆算ができる人であれば、九九を丸暗記した知識を応用することで多少は
時間がかかっても79×23や102×32の答えを出すことが出来ます。

この筆算に当たるのが英文法や英単語ですし、九九がフレーズと考えると全てのケースを
丸暗記することは、あまりにも無謀
だといえますよね。

しかし、フレーズの中でも九九に当たる部分だけを丸暗記して、それ以降は筆算に当たる
部分を理解する
ことで、単なる丸暗記ではなく「意味のある」フレーズ学習が可能となる
といったら意外な盲点と言えるかもしれません。

この「意味のある」フレーズ学習こそが「7English」なのです。

完璧な文章ではなく「I have to」とか「I can」などといったフレーズを60個覚えれば、
日常的な英会話は必要な英単語を組み合わせるだけで十分行えるようになります。

文章を全て丸暗記よりも、はるかに効率的なことがわかると思いますし、英文法を完璧に
理解してゼロから英文を作るよりも手間がかかりません。

いちいち翻訳しながら文章を最初から作ろうとすると、言葉が口から出なくなりますから
コミュニケーションが中々成り立たないのです。

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