下手な人は常人の何倍も練習しないと追いつかない
といった話を聞きますが、本当に人の何十倍も努力しないと他人と同じラインに立てない
のでしょうか?
バレーボールにおいても、基本動作は反復練習で身につけるものといった考え方が常識と
なっていますし、スポーツ動作の質を高めるためには反復練習が効果的だという研究成果
は論文などでいくつも発表されていますから科学的な裏付けも十分だといえるでしょう。
しかし、基本動作として本当に正しい動きができているかどうかに関係なく、とにかく量
をこなすだけの反復練習では意味がありませんし、練習量だけを目安にすると、間違った
動作が身についてしまって「悪い癖」がついてしまうおそれもあります。
指導者としては、正しいバレーボールの動きができているかどうかをチェックする必要が
ありますが、ダメ出しや檄を飛ばすだけの指導では、指導を受ける方からすれば何を改善
すればいいのか分かりませんので、試行錯誤を重ねては何度も同じ失敗を繰り返しますし
これ以上は無理だと諦めることにもなりかねません。
用無しは排除すると言えるだけの人数的な余裕がチーム内にあれば、態度不良で強制的に
退部させたり、練習させずに雑用係しかさせないといった具合に干すといった「対策」も
ありますが、そうもいかないのが現実ですから、戦力として使えるレベルまで高めないと
いけないというチーム事情もあるのではないでしょうか。
そこで役立つのが、足立龍哉の進化型バレーボールコーチングです。
FIVB公認インストラクターの足立龍哉さんが世界各国のナショナルチームや有力クラブ
チームを指導してきた実績をもとにした、基礎から徐々にステップアップしていくために
必要な指導法を学ぶことが出来ます。
無理なく怪我なく、合理的に上達できるように構成されていますので、スキルはもちろん
のこと、根性や精神論的な練習をしなくても、自然と精神的な強さも身につけられます。
もちろん、進化型バレーボールをマスターするにあたって、トップレベルのチームである
必要はなく、実際にギリギリの人数しかいない全く無名の弱小チームが実践して、技術・
システム・戦術面と全て強豪チームに負けず劣らずの結果を残すことに成功しています。