毎日、熱心に英単語を覚えたり、英文法の勉強をしっかりとしているのにもかかわらず、
英会話が全く出来ないのは発音が悪いからだと思って、英会話スクールでトレーニングを
しているのに、全くネイティブとの会話が盛り上がらないケースは珍しくありません。
その人がコミュ障だからとか、外人コンプレックスが強いだけじゃないのかと思ったかも
しれませんね。
実際に、英会話とかいう以前の段階として、対人恐怖症などで初対面の人と会話がろくに
出来ないといったケースもありますし、日本人同士では普通に会話ができる一方、外国人
と英語で話をすると、しどろもどろになるという場合も見かけます。
しかし、それより重大な問題を抱えている場合が遥かに多いと指摘をするのは、モダン・
イングリッシュ・アカデミー代表の並木健太郎さんです。
単純に英会話をするのではなく、情報発信を行って会話を広げるという点が非常に弱いと
並木さんは指摘します。
集団で会話をしている中で、一人だけ明後日なことを言い続けたり、何を聞いても一言で
しか答えないような人がいたら、思わず無視したくなりませんか?
日常会話においても決まりきった定例文句だけでは済みませんし、常に文章を新たに作り
出しながら会話をしないと盛り上がりませんので、単語しか発声できないというのは情報
発信という観点からすれば論外もいいところです。
並木さんは「英語で会話を続けるルール」と心構えを身につければ、英単語しか出せない
状況を改善するのは簡単だと言います。
難しい英単語や英文法を数多く知っていても、英語をペラペラに話すことは不可能です。
どこかの英語教材では、中学英語のレベルの動詞の活用法を学べば日常英会話はOKなどと
書かれていましたが、コミュニケーションの知識がなければ動詞の使い方をいくら覚えた
所で意味が無いのです。
そこで、従来型の英語教材や英会話教材では完全に抜け落ちていた「英会話が途切れない
会話のルール」を並木さんがマニュアルにまとめました。
この英会話が途切れない会話のルールは、英会話スクールなどでも学べないケースが大半
ですから、極めて貴重な機会だと言えるでしょう。